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子育て通信


3歳までは家庭で育てた方がいいの?  

   


 今までは3歳くらいまで「家庭」で育てた方がいいと言われていました。
今、家庭の様子が以前と違ってきています。

 以前、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄さん、おねえさん、弟、妹、これらの人々が一緒に食事する場所でした。
食事をしながら家族を構成し、そしてそこには色々な人間関係がありました。
そんな中で赤ちゃんはみんなにお世話をしてもらい、周りを観察、真似をしながら自分を成長させていったのです。

 現在の「家庭」はお父さん、お母さんと少人数。
シングルの家庭ではお母さんに怒られたら子供は逃げ場がなくなります。
以前はおじいちゃん、おばあちゃんが逃げ場となって受け止めてくれました。

以前の「家庭」が、今は「小さな保育施設」となっていると考えられないでしょうか。
なぜなら、みんなで食事(供食)する場所があります。
異年齢の子がいていろいろな人間関係があります。
年上の子を見ては背伸び、まねっこしてチャレンジしようと思います。
自分より下の赤ちゃんをみては、「いないいない ばー」をしてあげる思いやり、おもちゃを取ったり、取られたり、くやしかったり、悲しかったり、いろいろな心が育ちます。

 社会的な存在として健全に発達していくために、少子社会では乳児期から
集団での育ちは必要でないでしょうか。

 また現在は、人として育つためには親から愛されるだけではなく、出会えた沢山の人から愛される必要があると言われています。
保育園では保育士以外にも、調理員、栄養士、園長先生など多くの人に愛され、見守られます。
お母さんが側にいても、疲れた顔をしていたのなら子供は悲しくなります。
お母さんの笑顔は子の太陽です。
保育園を利用することで、お母さんも笑顔になれて、お子様も人としてすくすくと育ち、生きる力を身に着けていけるのではないでしょうか。



こんな小さい子、保育所に預けて大丈夫だろうか?  

   


 子どもは「接する時間」より、「愛情の密度」で育ちます。

 女性がお母さんの役割だけでなく、社会とのつながりの中で、自分を生かして仕事をするようになりました。しかし、仕事をするためには保育所に預けなくてはなりません。

保育園に預けるとき複雑な気持ちになることと思います。
「自分の手で育てなくていいんだろうか」と罪悪感。

この思いは愛情があるからこそのやさしい気持ちからです。
 子どもとお母さんの絆を育てるのは、「時間」よりも「密度」です。
一緒にいるとき、どれぐらい「いい時間」を過ごしてあげられるかです。
だから一緒にいる時間にしっかり向き合って、笑いあって、愛情をしっかり伝えていれば大丈夫です。

お迎えに来た時、「待っていてくれてありがとう」の気持ちで抱っこしてあげてください。子どもはそれで心満たされます。

保育士たちは出会えた子どもたちを心より愛でて保育します。子どもの成長にあわせての遊びも用意されています。遊びに集中でき、社会性も身に付きます。いろんな刺激を受け学んでいきます。
遠慮せずに、安心して自分の世界を持ってください。


私、甘やかしすぎでは? 

   

 子どもはとてもかわいいものです。
抱きしめたり、あったかい言葉をかけたり、甘えさせすぎではありません。
安心してたっぷり愛情を注いでください。
ただし、それが過保護となると、話が違ってきます。


過保護とは、子どもができるのに手を出してしまうこと。
これは「甘やかし」で、自主性の発達を妨げることになります。


多少時間がかかってもできるまで待ってあげましょう。
愛情の名のもとに、「まだむずかしいね、やってあげるね」と、子どもの仕事を奪い、やってあげてしまう。甘やかされた子は自分で何もしようとしなくなり、自主性が育ちません。

「できた」という達成感は子どもに自信をもたせます。「じょうず、じょうず」「えらーい」という褒め言葉ではなく、「できたね、お母さんも嬉しい!!」と認めてあげる声がけをしましょう。
これを勇気づけのことばといいます。子どもはやる気がでます。

手も口も必要以上に出さないで、見守りましょう。
子どもができなくてイライラしたら、「お手伝いしていいかしら?」「お手伝いさせてくれる?」ときいてみましょう。
子どもは自らの力で成長しようとしています。その経験をとりあげないようにしましょう。

「いい親」とは、何でもやってあげてしまい、子どもの学びの経験をとりあげてしまう。
「責任ある親」とは、子どもに学びの経験をさせてあげられる親だそうです。


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